失ってしまった歯を補うためのおもな治療法は3種類あります。
多くの人が行っている「入れ歯治療」、となりの歯を削って支台にする「ブリッジ治療」、そして近年注目を浴びている「インプラント治療」です。
西武池袋線石神井公園駅から徒歩1分の歯医者「L歯科クリニック」では、安心で安全なインプラント治療の実現のため、歯科用CTやサージカルガイドなどの機器を導入しています。
インプラント治療についてまずはお気軽にご相談ください。
【インプラント治療におけるリスクについて】
インプラント周囲組織の壊死や歯肉弁といったリスクがあります。
手術中・手術後に細菌感染などにより多量の出血があります。
また、手術後に患部が大きく腫れたり、内出血によるあざ等が生じる場合があります。
インプラント治療とは、生体親和性の高いチタン製の人工歯根(インプラント)を顎の骨に埋め込み、その上にセラミックなどの人工歯や入れ歯などを装着して歯の機能を補う治療法です。
外科手術が必要で治療期間は比較的長めですが、インプラントが顎の骨の中でしっかり安定すると自分の歯に近い咬み心地が得られます。
また上部構造にセラミック製の人工歯を被せれば天然歯のような美しい見た目になります。
インプラントの埋入方法は、お口の状態や使用するインプラントの種類によりいくつかあります。
一般的な手術方法は、治癒期間を挟んで2回の手術を行う「2回法」です。ほかには手術を1回だけ行う「1回法」や抜歯してすぐにインプラントを埋入する「抜歯即時埋入法」などがあります。
患者さまの症状に合った治療法をご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。
STEP1 | STEP2 | STEP3 | STEP4 | STEP5 |
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ドリリング | インプラントの 埋め込み |
治癒期間 | 連結部の装着 | 人工歯の装着 |
まず、インプラントを埋め込む穴を開けるために歯ぐきを切開し、顎の骨にドリリングします。 | 顎に穴を開けた後はインプラントを埋入し、人工歯の土台をしっかりと固めます。 | 顎の骨とインプラントが結合するのを待つため、歯ぐきを縫合した後に3~6ヶ月ほど時間を空けます。 | インプラントと顎の骨が結合したら、歯ぐきを再び切開。 その後、インプラントに人工歯との連結部を装着します。 |
切開した部分の傷口の治癒が確認できたら、人工歯を取りつけます。 これで治療はすべて完了です。 |
人工歯根を顎の骨に埋め込むインプラント治療を行うためにはある程度の顎の骨の量が必要です。
幅や厚み、骨密度が不足していると「インプラント治療ができません」といわれるケースがあります。
しかし骨量を増やす処置との組み合わせでインプラント治療が可能になる場合があります。
他院でインプラント治療を断られてしまった方でも治療できるかもしれませんので一度当院にご相談ください。
こちらでは顎の骨の量を増やす方法をご紹介します。
上顎の奥歯部分の骨が薄い場合に、顎の骨の上にある空洞「上顎洞(じょうがくどう)」を押し上げ、そこに骨補填材などを注入し骨の厚みを確保する方法です。
歯があった部分の側面から歯ぐきに穴を開けて骨補填材などを注入し顎の骨の再生をうながす方法です。
骨の厚みがかなり薄い場合や歯が多数欠損している場合に行う方法です。
顎の骨が薄いところにメンブレンという特殊な膜を設置して、そこに骨補填材などを詰めて骨再生をうながします。
歯周病治療にも使われる方法です。
インプラント治療で大切なのは、インプラントの埋入場所や埋め込む方向や深さのプランを適切に行い、その通りに治療することです。
精密なプランにより、神経や血管への損傷が避けられ、顎の骨にしっかりと埋め込めます。
インプラント治療の安全性を高めるために当院では歯科用CTを活用しサージカルガイドを用いています。
歯科用CTを使用すれば従来のレントゲン写真ではわかりにくかった詳細な顎の骨の構造や、神経や血管の位置を立体画像で正確に把握できます。
顎の骨の質や量の精密な情報を得られるので、精密な治療計画が立てられるのです。
インプラント埋入手術をより安全に行うためのマウストレーのような医療器具がサージカルガイドです。
歯科用CTのデータをもとに作製するサージカルガイドを使えばインプラントを埋入する位置や角度を正確に再現でき、ドリルのブレ防止が可能です。
症例によっては10分以内でインプラントが埋入できるなど、治療期間の短縮にもつながります。